2021年9月23日木曜日

ARTEXロッドメンテ

いきなり余談から


ブランクスの"腰抜け"についてですが

多くの場合がスレッド割れやガイドが浮いてロッドが柔らかく感じるケース多いです。

ガイド巻き替えで治る場合があります。

ARTEXで使用されているエポキシ塗料やスレッドなどは

一般のバスロッドでは選定されないであろう材料を厳選して使用しております

10年〜20年〜後も買った時と変わらないフィーリングで

使用していただきたい想いで製作しております

DRTで10年以上前に作ったカスタムロッドなども

たまにメンテナンスチェックさせていただいてますが

ほぼスレッド割れなどはありません。

材料がこの世から消えたら困るので常に100万本分くらいの

塗料やスレッドを在庫しております笑



今回は簡単なARTEXのメンテナンス方法です


紙製のキッチンタオル
GOLD WORKS 美猫式
WAKOS BC-9

この3アイテムがあれば十分です。



ブランクス全体、ガイドにもたっぷり美猫式をスプレーして掃除。
綺麗に見えても結構汚れています。
水溶性なので樹脂なども痛める事なく撥水コートしてくれます。
ブランクス、ガイド部分、リールシートは美猫式でOKです!

続いてVARIALグリップ

BC-9をキッチンタオルに含ませて


汚れや油分を取り除きしっかり拭き取ります。
これでグリップ復活です。VARIALノブも一緒に掃除しておくと良いですね^^
グリップ感を少し落としたい方は
美猫式を塗布してください、そうすると少しサラッとした感じになります。

※BC-9は他の塗装面、エポキシ部分や
セパレートクリアー塗装面などにはかけないでください
※他のパーツクリーナーはVARIALメンテ時にオススメしておりません。
※以前発売されたPULSE グレーグリップモデルにはBC-9をかけないでください。



以上です!

大切なタックルだと思います愛情を持って酷使してあげてください。




2021年9月19日日曜日

少し落ち着いてきましたが

 新社屋引っ越し終わり

仕事がやりやすくなって以前より忙しくさせてもらってます。

たくさんのお祝いありがとうございました!


以前は倉庫を近所に借りて出荷作業などをしておりました、家賃もバカにならず

毎月の支払いなども考えると思い切って大きくしてしまおうと

倉庫の確保とARTEXの生産数を増やすつもりで新築へと踏み切ったわけです。

1Fは倉庫〜出荷作業室、テストタンク、応接室となっていて

2Fはロッド制作、ルアー開発室など

3F屋上はストレス発散の場です笑。


職人も少数精鋭で
バス釣り好きでDRTが好きな人の集まりです

本気で量産ということを考えると
場所も設備も人も更に大きくしないと無理でリスクも大きくなります。
外注〜海外生産に頼るという手もありますがARTEXなどのハイエンドモデルについては
自分の目の届くところで仕立てていきたいんです。
一部、信頼のおけるビルダーさんに協力してもらうことなどはありますが
基本的には自社生産のロッドがARTEXです。

現在はBorderPatrolを作ってます、新型はコスメチェンジします
ブランクスやレングスはそのままですがセッティングが大幅に変わります。

機能面文句なし
完全に忍者刀チックなデザインになりました


出荷時期や本数などは未定ですが
以前の倍は出せるよう頑張ります。


"A L V A"


インスタでチラッと掲載したこのロッドですが、こちらも自社生産しております。
ALVAとはなんぞや?ALVAとはARTEXブランクスを使用した別注カスタムロッドです。
主にDRTと繋がりのあるメーカー、ブランドさんの別注カスタムロッドです。
この画像のロッドが新社屋での初めての仕事になりました
現在3社ほどのブランドさんとのカスタムロッド計画が進んでいます。
※個人向けのカスタムロッド制作は現在受け付けておりません。

では!

blog更新頑張っていきます。