2026年9月18日金曜日

NEUTRA pt.3 / detail

English Translation

前回は"TATULA200をベースにした理由"でした。

今回は実機NEUTRAを見ながら各部ディテールについての説明をしていきます。

伝えたいことが多すぎていろいろと重複してるかもしれませんがお許しください。
ベース機と比較すると、NEUTRAはほぼフルチューニングマシン、
求めた事を取り入れていったらハイエンド機種になってしまったリールです。。
今回も少し長くなりますが....最後までよろしくお願いします。

※以下の画像は自分が実際に使用している実機なので傷があったりしますが
ご了承ください。




テーパーTWS + DLC
DAIWAさんのベイトリールを象徴する機構の一つがTWS(T-WINGSYSTEM)です。
NEUTRA用にテーパーTWS + DLCコート採用。耐久性、耐食性(海水や汚れから金属表面を保護するコーティング)を高めスムーズなライン放出、キャスト伸びの向上を計り
太いラインでも無抵抗で飛んでるような気持ちの良いフィーリング、抜けの良さ、最近注目されているロングリーダーPEシステムとの相性も抜群です。TWSはDAIWA独自構造〜技術になります。DLCコートは黒っぽく艶があるのが特徴です。


ブラックアウトとNEUTRAロゴ。


ブラックにできるところは徹底的に黒、外観各所外部のネジもブラック化。
ロゴデザインなどは自分が手描きしたものを印刷。
ネーミング、ロゴデザイン、配置など慎重に考えました。
ボディはピアノブラック。


サイドプレートを開けてみます


ベアリングはボディ側には全てCRBBに変換、ハンドルノブ部分含めて計11個
通常のステンレスベアリングよりも防錆性能がありソルトゲームでの使用も考慮しました。
ちなみに取り外しサイドプレートは樹脂製ですが、そのほかはアルミニウムで構成されておりリールの剛性はかなり高く不安要素はなし。※HYPER ARMED HOUSING

NEUTRA専用LC-CONCEPTスプール / 38mm

スプールもNEUTRAに合わせてチューニングした、新設計の専用品となります。

個人的に気に入っているポイントのひとつが、38mm径のナロースプールです。中〜重量級ルアーを投げたときのルアーの飛行姿勢の制御、キャストフィールはもちろんですが、

もうひとつ面白いのが、ロングキャストした際の巻き取り量の変化です。

特に25lb以上の太いラインを巻いた状態で遠投すると、キャスト直後はスプールのラインが減っているため、1回転あたりの巻き取り量も少なくなります。

そこからルアーが手前に戻ってくるにつれて、スプールに巻かれているラインが徐々に増え、1回転あたりの巻き取り量も少しずつ増えていく。

一定の速度でハンドルを回していても、ルアーは手前に来るほどほんの少しずつスピードアップしていきます。300〜400番クラスのワイドスプールと比較すると、この変化はより大きくなります。劇的に速度が変わるような話ではありません。基本的に「投げて、一定速度で巻く」というスイムベイトの釣りにおいては、この無意識に起こる微妙な巻き取り速度変化が、ベイトが逃げるような軌道を生む。プラス方向に働くと考えています。


MAGFORCE / 固定式インダクトローター

オリジナルのTATULA 200に比べ、インダクトローター部分を薄肉化。
回転レスポンスを高めることで、キャスト初速の立ち上がりとロングキャスト性能を追求しています。

ブレーキ力の異なる数種類のローターを製作/テストし、重量級ルアーを気持ちよく振り抜ける現在のセッティングに辿り着きました。

ぶっちゃけ、一番飛ぶセッティングのモノを採用しました。

オリジナルのTATULA 200と比較するとブレーキの効きは弱く、ややピーキーに感じるかもしれません。その反面、キャスト時に生まれるスプールの回転を必要以上に抑え込まないため、キャスト後半まで失速しにくい、伸びのある弾道を狙っています。誰にでも扱いやすいブレーキ特性ではなく、重量級ルアーを投げ続けるNEUTRAの用途に合わせたセッティングです。

自分の場合、その日の風や状況にもよりますが、普段はダイヤル5〜7あたりで使用しています。初めて使用する際はダイヤル10あたりからスタートし、キャストフィールを確認しながら徐々にブレーキを調整してみてください。


ギア比4.7 一回転55cm、ギア比に関しては前回の記事を参照にしてください。


-HYPERDRIVE DIGIGEAR-
耐久性はお墨付き。ローギアであることも相まって巻き上げトルク〜滑らかさはNEUTRAの大きな特徴です。メインギアは高強度真鍮(ブラスギア)採用、歯のモジュールを小さくすることなく、ギア比はNEUTRA用に新設計してもらい「CC」の称号をいただきました。


"HYPER TOUGH CLUTCH" 
クラッチパーツも変更しました。
ノーマルとは形状が異なり若干背が高くON/OFFがスムーズに行えます。

ハイパータフクラッチとは、メリハリのあるオンオフ性能でクラッチ返りが起きにくく、塩分濃度の高い海水域でも極めてトラブルの少ないクラッチシステム。
あと、自分が使用してきた中では一度もクラッチ返りは起きてません。



ZERO ADJUSTER / UTD 
メカニカルブレーキ(キャスコン)とドラグノブをアルミ製カスタムパーツに変更。
DRTの文字はレーザーマーキング、ドラグノブもアルミ製とすることで耐久性を高めています。
メカニカルブレーキはZERO ADJUSTER仕様です。最初に適切な位置へ調整した後はマグブレーキ側で調整〜制御します。
本来のキャストフィール、巻き感度を失わないためにも調整してください。





VARIAL標準装備。


NEUTRA用に新設計したVARIAL"XPLORER"が標準仕様



PCDは90mm、NEUTRAに合わせて現行のバリアルよりもオフセット量を増やし
、センター寄りに近づけるためのバランスを目指しました。ノブには新設計のスリムタイプEVAロングノブを採用してます。



よくみてもらうと画像のリールのノブ形状、左右違います。
こんな感じで巻き比べながらEVAの形状も色々試した結果この形状に落ち着きました。ハンドルの長さ(PCD)も様々なサイズを試した中で、巻き感度〜トルクを両立できる90mmをテストして最終着地。


新形状のプレートはフック型の部分があり、フックや、シンカー、ラインなどを引っ掛けれる形状になってます。基本構造は現行VARIALと同じ構造ですので好みでノブの変更交換もしていただけます。

※この新型XPLORERハンドル、NEUTRA用とはオフセット量が異なりますが後々にレギュラー商品として発売する予定です。

今回はこの辺りで!

"巻いて獲るために産まれたベイトリール"

発売前になりましたらまた他スペック、そして価格などお知らせいたします。
年内発売に向けて急ピッチで進めております!
お待ちの皆様よろしくお願いいたします。






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