2015年3月5日木曜日

変幻自在

先日のkeepcastにて先行リリースされたKLASH

少数限定でしたが、
早くも釣果!(投稿歓迎です^^)
使用者の方々からは使ってて楽しいと嬉しい言葉を頂いてます!

そんなKLASHの心臓部である

テールについて語りたいとおもいます。

アクションの変化をより究極にする為に

さまざまな形状(角度)〜素材の硬度〜浮力を試しました。

自分の意見を形にしてくれた技術者の方々に感謝です

特にコンピューターによる
テールの3Dモデリングは超悩まされたらしいです.....汗
テールを手に取ってもらえればその立体感のヤバさがわかってもらえるはず
角度〜面積〜全てに意味があり。



左から右へ試作、テストを行った。

形状だけでなく、素材〜硬度〜浮力までも違う


特に角度関係は難しかった部分。
V字がキツくなればなるほどロールが増し、上から見たアクション変化が少なく
緩くなればなるほどロールが控えられアクション変化は大きくなる

かといって水平にすれば水を噛みすぎて引き抵抗が大きすぎ

フィンの角度を間違えれば逆さにした時にI字になりづらくなる

その答えは、
初期に試作してもらっていた金属テールによってある程度は解明していた。
(金属は簡単に曲げれるので現場で即、可変できました)

多くの時間を使って生まれたテール形状と形状からくるアクションデータ。

ボディにも細工を施した


90度では無い角度、この角度でA面B面のアクション変化がよりはっきりした。

そして完成版テールは高浮力、テール自体が浮力体

外付けテールが高い浮力を手に入れた事によって起こる現象とは...

アクションレスポンスが超良くなる。

でした。

リーリング操作だけであれだけキレキレに動くビッグベイトは数少ないはずです。

エラストマーの硬度はサンプルの中で最も硬いもので決定。

ケツ上がりで頭下がりな姿勢はウィードよりも、
岩や複雑なストラクチャーを舐めやすくかわしやすい。

高浮力テールがボディを引っぱり上げるイメージ。



ひとつ、簡単に出来るテールのチューンを紹介します
※失敗は自己責任でお願いしますm(_ _)m

用意するのはツマヨウジ1本


この辺りにブっ刺します。


両端をこれくらいにカット



テールの角度がキツくなります。

低速域での尻振りアクションが大きくなり
高速域では引き抵抗が大きくなります。
ハイフロートモデルでは特にテール揚力が増して水面ウェイクが可能になります。
(浮上ヘッドのシャトルの原理と同じ)

B面のI字方向では更に深度を高められます。

オプションパーツとして、リップ/テールを準備中ですので
それからのがいいかもしれません笑




あとフックについて

国内版標準仕様ではRYUGIさんのピアストレブル#1が装着されてます

好みがあると思いますので交換しても全然OKです

推奨サイズは#1〜#1/0

ちなみにUSA輸出モデルのKLASHにはOWNER社製ST-36/#1/0が装着されてます。

これはピアスに比べて2本トータルで1g重くなります、この際起こる変化は

1gの低浮力化と飛行姿勢の安定です。
海外のタックルや外人さんの腕力を想定したフック選択です。


4月の発売までもうしばらくお待ち下さい!!!