2017年6月24日土曜日

TiKヨタ巻き解剖

#YTMK
#ヨタ巻き

???

数々の喜びをもたらしてくれたタイニークラッシュのヨタセッティング

冬季メイン?そんな事はない。年中使えます

今日は少々マニアックなヨタ解剖ネタ行きます。


元々ロールし易いボディ形状、
標準付属の可変テールによってウォブル波動に強制変換
車〜飛行機のウイング理論と同じ(笑)

シャロー高速巻きのボトムやストラクチャーにアタックした際の
カッ飛びからの素早い立ち上がりは可変テール無しでは攻めきれません....

ところがV-TAIL+ショートリップに交換すると、、、
ローリング重視したボディ形状が更に活かされて
高速リトリーブではグリングリンになり使ってられないほどです(笑)

が!低速〜中速メインで使うとなると話しは別。

テスターのマーピーや、
噂のチ○コワーム作者が冬場のワカサギパターンでこっそりやってたのがルーツ

ビッグベイト〜ジョイントベイトの部類では異色の激ロールベイト

ジョイント部分のネジレでは無く

フロントアイ〜Vテールの上ヒレを軸にロール

基本ボトムには当てず表層付近を釣るテクニック

"ヨタ巻き"

まさに現場から産まれたセッティング。

ロールとウォブルが別で入る、
波風の加減〜人間の巻きの乱れによって様々なパターンでアクション

ワームのミドスト的なアクションをしてくれます。

TGチェンジャーは、水温〜レンジによって使い分け
裏技的にリアに装着すると低速でのウォブルレスポンスが良くなる。


ショートリップ装着



そしてV-TAIL


こいつはJOKER用に作ったテールで上下のヒレの厚みを変えてる。
もっと柔らかくすることも可能だけど、見た目の滑らかさが出るだけで
魂(ピクピクビリビリ)は失われる....
水を流すよりも動かしたい。

テールの付け根に関しては、
濡らさず装着するとどうしても樹脂が伸びてしまって
そこにもう一つ関節ができたようになってしまう、装着する前に
テールの付け根をツバで濡らして
なるべく伸びないよう装着するのがピクピク波動を出す秘訣。

本家V-TAILのJOKERに関してもタイニーの可変テールを装着すると
人間の見た目的に良く動くようになるけどV-TAILの集魚性には劣る、
ボディパワーとTAILの水中波動が効いてるんです。
JOKERにはV-TAILが良い

話しそれました。。。

ロッド〜セッティングはDRTならHACKERかBORDERPATROL

リールはノーマルギア比〜ハイ

あとで説明するけどハイの方がヨタる。

この冬は凄まじかった....

数々のビッグバスが釣り上げられた。

その中でもあの魚を釣ったBrutusのロッキー君が使用していた
ヨタ巻きセッティングのタイニーを紹介したいと思います。







新品の綺麗なルアーも好きだけど使い込まれたルアーはカッコイイ....

気がついた人いるかな?


リアフックはSTY-35MF #2 に交換している
(#1との重量差は約0.35g)
大きさの違いによってフックが受ける水圧はアクションにも影響してくる


リップは温めて曲げている。

こいつは泳がせてわかったけど、まずレンジは浅くなる。
そして....更にヨタる。
彼のタックルセッティングは

ROD : ARTEX "HACKER"
REEL : CONQUEST 101HG
HANDLE : VARIAL95mm
LINE : PE#2.5/リーダーフロロ25lb

ハイギア、そしてPEラインの組み合わせ
これ、どういうことか?

ヨタ巻きセッティングは特にリーリングの乱れや湖の波風に対し非常に
反応し易いセッティングなんです。

このタックルセッティングで更にアクションが乱れやすくなる。

ハイギアリールは一定巻きが乱れ易いのはみなさん知ってるはず
更にPEで乱れをリニアにルアー側に伝える事になる。

そしてロッドは中層感度が抜群に優れているHACKER
(1~2ozクラスの話し)
巻きスピードのハニースポット、
所謂良い巻き感が掴み易いロッド

そして反応してくるのがあんな魚....

マネしよう笑

じゃあ更にリップ曲げたらどうなるの?



色々動画に収めました


じっくりご覧下さい。

同じアクションが二度と無い。
安定度ゼロ

ヨタ巻き試してるけどなかなか結果が出ないって方
動画の巻きスピード参考にしてみてください(メタのノーマルギア)

昼夜〜季節あまり関係ないです
ぜひ試してみてください。