続きいきます
とうとう工場での設計が始まる。
初めてのインジェクションルアー
新しい事への挑戦に対する期待と興奮で一杯だった。
外観データ〜 ケミウッドモデル
工房で作った発砲ボディを元にマシンで掘られたケミウッドボディ
全てが新鮮だった。
外観、ジョイント位置など技術者の方々と話し合い
色んなタイプで試作検討、何度も繰り返され
ようやく初めてのABS切削テストモデルが到着する
完成形とは全然違う....
あの映像で見たあの光景が今俺の目の前に。。。
もう言葉がでないくらい興奮していた笑
張り合わせ方もわからないし、だいたいリップも無い。
とりあえずの試作第一発目、それでも感動していた(泣
そこから色んな注文をし、様々なテストモデルが到着する
かなり悩ませたテール形状、角度が大きなキモ。
元祖S字、不滅の名作"ジョインテッドクロー"のテール差し込み構造は
ガンクラフトさんより許可を得させていただきました、本当に感謝です。
これもキモとなるジョイント角度の調整、最終モデルはほぼ90度になってます。
テストテストテスト
FRPリップモデル
ウェイト位置の設定
アイ位置、ジョイント位置の変更などなど様々なモデルがテストされた。
顔の表情もシンプルな物だった。
それから
顔の表情〜テールの角度形状修正を繰り返し
サンプルを次々とテストする日々。
リップも素材と差し込み方法が変わった、フレックス性能があり引き抵抗が一気に
控えられた。ポリカーボネイトやABSでは無い。
リップが取り外せることによる自由度はKLASHのポテンシャルを更に引き上げた.....
おかっぱりでのテストがやりづらくなる、みんなジロジロ....
隠すにも隠せない。早くボート来ないかな.....
ロッド製作の合間には
カラーサンプル塗りと、ラズルとゼロのロッドテストも兼ねた実釣。
1st fishはおかっぱり4kオーバーだった。
ビッグシューターコンパクトで砂煙をあげながらの超高速巻き、
かっ飛んできたのがこのバス。これは嬉しかったな＾＾
この頃からボート納艇され、湖上のテストが始まる。
北湖メインにテスト、いい形のバスが以外にあっさり釣れた。
ボートからの発見は沢山あった、チェイスはほぼ見る事無く
バスの姿を見る時は既に針に掛かっている事、見つけたら喰う感じ。
16lbフロロで3.5mのボトムを叩いた、もっと遠投出来るひとなら4mいくかも？
潜らせ方にはモードをチェンジする必要がある。(説明します)
琵琶湖〜野池〜河川など岸からも昼〜夜関係なくテストされる。
i3に渡した10分後にはロクマルが出た＾＾
高速で喰ったそうです。
本人もビックリ....なんですかこれは！と笑
実釣と並行し金型にとりかかる前の顔の表情仕上げ〜
とうとう金型設計へ移行....もう後戻り出来ない
工場より送られてくる生々しい画像.....
顔の最終仕上げは自分で＾＾
(エラのブツブツが嫁に気持ち悪いと言われw
今は変更！半分消しましたw)
真っ黒。
とうとう射出成形サンプルが届く、やっとここまで....感動して涙....
そしてABSの透明感、カッチリ感に萌え。笑
製品化に向けてのサンプルは色んなカラーを塗ってます。
あと3色決まって無い。とりあえず楽しんで塗ってます^^
と、長くなりましたが製作秘話、
ギリギリ大サービスな感じで写真と文章を紹介させていただきました。
次回からは
動画も含めたアクションのメカニズムです。
楽しんで頂けたらと思います！
閲覧ありがとうございましたm(_ _)m
2ページで終了。笑
当ブログに掲載されている文章内容の無断転載、画像の無断複製・転用を禁じます。
