2019年12月1日日曜日

カリフォルニア遠征3

釣りが終わってその日の夜



これまた特大ステーキです笑



いい赤身!うますぎた!
IPAにステーキと文句ありません笑


その夜はいろんな話、ビジネスや今後について。

カリフォルニアのビッグベイトシーンについても色々と聞けた

南と北の違い

今まで盛んだったトラウトの放流事業があまり活発でないらしく
特にカリフォルニアの南エリア、
いわゆるSOCALではバスが大きく育たなくなってきているらしい

カリフォルニアの放流事業はニジマスとナマズの放流が主で
週末なんかにみんなが魚つりで遊んでもらうための
レクリエーション目的。
ニジマスがバスの餌となっている事は州に認識されている訳で
完全に日本の放流事業とは異なります。

そう考えると、僕らが日頃通う琵琶湖ってすごい所なんだなと実感
天然で世界記録が育つような湖。。。

そしてここ北エリアのCLEARLAKEでは放流事業はされておらず
公式レコードサイズは17.52lb(7.94kg)
10lbクラスはゴロゴロ居るようでエサの豊富さも素晴らしい湖です。

カリフォルニアでも南と北ではバスの育ち方が全然違うようで
マイクさんは北エリアに住みたいみたいなことを言っていた。
北エリアでは放流が無くてもバスが大きく育つ環境が整っており
カリフォルニアのバサーにとっては魅力的だそうです

僕自身数年前までアメリカへ行く前によく動画や資料でみていたのは
SOCALの釣り。NORCALのビッグベイトの釣りやエリア、
魚の特徴に関してはあまり知らなかった。
マイクさんのいる南エリアはクリアな所が多く、
ビッグベイトのセッティングもちょっと違う
あの17lbの動画なんかで気がついた方もいると思うけど
ヒンクルトラウトのサイズの割にフックが小さかったり
ラインも細かったりとバスの目を騙すようなセッティングを施している。

で、君たちの狙う魚はスピードで釣るからフックがデカいんだろ?
とマイクさん、ラファエルさんも日本の釣りを良く見ているようで面白かった。

逆にラファエルさんが住む北エリアについては濁った所が多く、
そのおかげでスポーンシーズンは人間から見つけられ辛く
コンディションの良いバスが守られている(なるほど)
とも言っていた。

今回行ったのは"CLEARLAKE"という湖ですが
透明度30cmくらいの全くクリアじゃない湖(笑
map CLEARLAKE


"ビッグベイトのルーツ"

ニジマスを使ったライブベイトフィッシングは
カリフォルニア州ゲームフィッシングのレギュレーション違反で罰せられます。

そんな背景からトラウト型ビッグベイトが産まれたと教えてもらいました
トラウトの放流事業がなければ産まれていなかったということです。

最初のビッグベイトはスタッドルアー社というメーカーで
サンフランシスコのベイエリアで生まれたそうです。
その後、僕らもよく知っているACプラグ、キャスティーク社が
南エリアで立ち上がったそうです

トラウトが湖や池に天然で居ると思っていたのは大間違いでした笑
大体、ほんと小さな池に15lbとかのバスが居ること自体おかしいなとは思っていたが...

北は山に囲まれたエリアに対し、南は砂漠
縦に長いカリフォルニア州には超絶長い水路があり
雨の少ない南エリアへ水を送っている。
水路はデルタとも繋がっており北のバスが南に下っていて
ストライパーなんかも海〜デルタ水系から
その水路を伝って南エリアに定着したそうです。
かなり大型化するフィッシュイーターで、エリアによってはバスが少なくなったりと
一つの問題となっている所もあるようです。

長くなりましたが、
そんな話を夜中までしていました


続く